朋(とも)有り遠方より来る

 「志を同じくする友人がわざわざ訪ねてくれることは、何と楽しいことだろう」という意味の論語です。

同業者の社長が、弊社を訪ねてくれました。

彼とは20年以上の付き合いになります。

大人では珍しく、裏表のない真面目な人物です。

 列車で来福したので、息子達二人と一緒に博多駅9階のくうてんにある「寿司 やま中」で待ち合わせ。

一つしかない個室を予約しており、旬の寿司のコースを堪能。

その後に、次男坊が扱う輸入2輪車店舗見学。

直ぐ近くに、フェラーリ、アストンマーチン、マクラーレン、ベントレー、ボルボのディーラーがあるのを見て驚いていました。

私では、これほどの大規模で高級な店舗は作れなかった旨話しました。

家賃も桁外れなのです。

2時間ほど談笑後、飛行場まで見送りました。

 とても律儀な人で、私だけでなく息子達や社員にまで多くのお土産を持参してくれました。

私が決算書まで見せ合う人物は数人しかいません。

今年の1~9月分を彼は持ってきてくれました。

 以前は弊社グループの方が売上高は大きかったのですが、今ではほぼ同じくらい。

何が違うと言って、昔から粗利率が全然違うのです。

彼の各店舗は現在39%以上と私の理想形に近い粗利率なのです。

同じ商品を売りながら、どうしてこれほどの差がつくのか?

弊社グループの経営者と店長に、もう一段の努力をお願いしたいものです。

 彼と私の共通項は、『ノーチャレンジ ノーフューチャー』

彼もこの混沌とした現在でも新規出店を続けています。

そして何より素晴らしいのは、きちんと右腕に経営まで任せているところです。

「バイク屋さん」と「二輪ディーラー」という大きな区分が出来上がったというのも同じ認識でした。

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