一歩踏み出すが原点
年を重ねるたびに、出来ないことがあることが分かってきます。
そして、生きていける年数も限られてきます。
70歳前後の年齢になると、若々しい人とそうでない人がはっきりと分かれてきます。
前者の人の共通点は、出来ることは何でもやってみよう、少しのチャンスでも掴み取ろうと行動を起こす人です。
何かをやろうとする際に、周囲に理解してもらえないことがあります。
また、抵抗にあったりすることは当然のことなのです。
しかし、これらのことにめげずに一歩踏み出して信念を貫き、突破した先に目に見える成功はあります。
大きな過ちの多くは「何かをやらかすこと」より、「何もやらないこと」なのです。
逆説的ですが、戦略を考える場合、やらないことを決めると具体的に動けます。
このことは、若い人にはなかなか理解できないかもしれません。
しかし、限りある命を感じだした私などは、強烈にそれを実感するのです。
賢人はやはりいいことを言っています。
「ビジネスの世界で最も成功している人は、自分の大好きな事をしている人です」
ウォーレンバフェット。
「塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。だが、なめてみればすぐ分かる」
松下幸之助
未来は誰にも分かりません。
今ここを精一杯に生きることしかできないのです。
精一杯生きるためには、好きなことに邁進するのが一番簡単。
どうしても好きなことが見つからない場合は、色んな所へ出かけていき、いろんな人と数多く出会う事です。
いつ、誰と出会うかによって人生は変わります。
私自身、人と人が出会う「時と場所」に数奇な縁を感じています。