信頼の重み
予想通り、自民党が大敗しました。
いろんな原因が述べられていますが、私は一番の要因は「驕り」、「傲慢」だと思います。
それに合わせて「信頼」まで失った気がします。
私のこのブログのサブタイトルに「驕りと現状維持は衰退の始まり」と付けています。
経験から調子が良い時ほど、陥落の危機があると思うので自分の戒めとしているのです。
信頼を築くには長い時間がかかります。
且つ、一度でもそれを失ったら取り返すことはかなりの困難を伴います。
私も最近、大手取引先から裏切りのような行為を受けました。
現場も歴史も知らない人々が、机上の空論で勝手に販路政策を実行しようとしているのです。
非常に残念な気持ちと寂しい気持ちで一杯になりました。
息子達もこれらの苦い経験を経て、経営者として成長していくことでしょう。
単純なことですが、人は好きな人とでなければ交流はしたくないものです。
況や、仕事となると私は信頼できない人とは仕事をしたいとは思いません。
取引先と販売店は、チームとして共に汗を流し、シェアを上げ、ブランド価値を上昇させるべきです。
取引先と販売店はお互いを、「信頼」と「感謝」で繋ぐべきなのです。
私は脱サラして、多くの危機に直面し、色んな階層の人々とまみえました。
お陰様で、人物判断には相当な自信を持つことが出来ました。
それをもってしても、間違う事もあるのかという印象です。
「策を弄するものは策に溺れる」
今回の件を他山の石とし、私自身は小さな嘘をつかず、信頼度を増す日々を送りたいと改めて思いました。