本格的な株式相場が来る予感

 一般的には、株式投資を初めて行う人は、ネット証券で口座を開設した方が良いと思います。

特に、SBI証券と楽天証券は売買手数料が無料な点と、証券会社の押し売りがないことが利点です。

それならば、何故大手証券会社が残っているのでしょうか?

 彼等の情報収集力は、我々個人よりはるかに強力なものがあります。

大きな資産を持っている人なら、多少の手数料を支払っても、彼等に任せる価値があるのです。

仮に年率8%の利益を出してくれる証券会社だとします。

30億円を預けていれば年間2億4千万円を何もせずに手にできるのです。

大手証券会社も、100万円しか預けていない個人と30億円を預けている個人は当然差別化します。

 株式組成も特別にその会社のトップの実績者が担う事になります。

最も分かりやすいメリットがIPO株の割り当てです。

IPOとは Initial Public Offering の略で新規公開株式のことです。

この株は、新規上場と共に、大半が決められた株価より上昇するので、ほとんどの人が欲しがりますが、大半の人にはなかなか当たりません。

大きな企業のIPOともなると、大手証券会社が引き受けをしますので、彼等は日頃お世話になっている超富裕層を優遇するはずです。

 昨日ラグビーのコーチで JAPAN BASE へ行ってきました。

ここでも、多くのコーチが株式投資を行っています。

その中で、一人だけ東京地下鉄(メトロ)のIPO が1000株当たったという人物がいました。

この会社の上場は、恐らく今年一番の目玉でしょう。

10月23日に上場されますが、1200円の価格に対して初値がいくらつくのか、評判となっています。

私の勘では20~40%のプレミアムが付きます。

彼は初値と共に売り抜けると言っていたので、この様なIPO株を何度も貰っているほどのベテランの証拠です。

 本人がどこまで自分のポジションを知っているのか分かりませんが、抽選で当たっても大抵は100株です。

その10倍となると、彼は相当の金額をその証券会社に預けているはずです。

 彼と少し深い話をしました。

車を買い替えるのに、メルセデスのゲレンデにしようと思ったが目立つので止めた。

結局トヨタのシエンタにしたそうです。

見かけによらず身近にも富豪はいるものです。

 高校の同窓会、テニススクールの仲間、ラグビーのコーチ陣、全てに株式投資をする人たちが多くいました。

興味深い事象だと思うと同時に、本格的な日本株の相場が来る予感がしました。

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