やはり失敗を経験するしかない
2024年8月21日(水)23:28読了。
「リーダーは日本史に学べ 成功と失敗の本質 増田賢作 著」
タイトルにひかれ購入。あっという間に読み終えました。
今から経営者や店長になる人が暇つぶしに読む程度には良い気がします。
経営コンサルタントが書いた本です。
まあ、世の中には数多くの経営コンサルタントがいますが、私に刺さるような人はあまりいません。
理由は簡単です。しっかりと自分で経営していないからです。
永守重信、稲盛和夫両氏の本を多読した方がためになると感じました。
「成功と失敗の本質」というサブタイトルが付いていたので、期待が大きかったのです。
残念ながら、本質に迫るというよりこじつけに近いという感想。
結論からいうと、経営者も店長も「やりたい」という熱意が強い人にやらせるべきです。
誠実で熱意さえあれば、ある意味誰でも出来ます。
しかし、優秀なリーダーになるには避けて通れないことがあると思っています。
チャレンジして失敗をする、信頼していた人に裏切られるetc.
これらの経験をより多く積んで、失敗と成功の本質を徐々に掴んでいくしか方法はない気がします。
誰がリーダーになろうとも、必ず逆境は訪れます。
その時に如何に耐えられるか、且つそれを乗り越えて反転攻勢に打って出られるか。
どのような環境下でも、一歩でも前進しようとする気持ちがないなら、リーダーにはなれません。
残念ながら、最近感銘を受ける良書に出会っていません。