着実に近づいている
久しぶりに西日本新聞と日経新聞の朝刊一面トップが同じ記事になりました。
トヨタがレクサス向けに、福岡県苅田町にEV用リチウム電池工場を新設するとの記事です。
投資額は数千億円の規模だそうです。
政府も米中に対抗する安全保障上の関係から、大きな補助金を出し、半導体と合わせて九州を自動車産業の集積拠点にする方向。
いや~~いいですね、実にいい!!
朝食時にTVでパリ5輪の開会セレモニーを見ていた真ダムが、何度も私に見て見て凄いというのですが、私は一向に興味ありません。
それよりも彼女が生まれ育った北九州市そばに、今回の新設工場が出来る意義をとうとうと述べる私に彼女は怪訝な顔。
これを契機に下関と北九州市小倉北区を結ぶ下北道路が完成すれば、様相は一変すると思います。
産業もなければ、政治も不安定なフランスなどは今後益々衰退するでしょう。
それに比較して日本、九州、福岡は一般の人が考える以上に大きな飛躍を成し遂げると、次第に自分の仮説が確信に変わってきています。
長男には直ぐに小倉店のリニューアルとHP改善、組織変更を指示。
次男には小倉近辺の出店を目指し行動するように指示。
二人共に、九州以外に出店するより、ドミナント方式で九州に集中出店の方が効率的とアドバイス。
資本主義の大前提は「百花繚乱→寡占→独占」、これが完成すれば別の事業に進出すればよいのです。
福岡市の周辺市町、特に福津市等の人口が急増しています。
人口が増えれば何が起こるか?
簡単です。消費が6割を占めるGDPが大きく伸びるのです。
九州のGDPの伸びにそろそろ世界が気づく頃です。
しかし、何が凄いかというと、統計では出てこない福岡市のGDPが急増する可能性が大きいという事です。
経営団体の試算では、今後九州に10年間で20兆円の投資が見込まれるという事のようですが、私はそれ以上になる気がしてなりません。
今こそ、ありとあらゆる方策を駆使して、九州に投資する時期だと痛感しています。
2年後では遅すぎます。