幸せな時間

 一昨日、書道教室の条幅を書き上げました。

今年1月に次いで2回目です。前回は記念に額装にしました。

何せ、大きな用紙に大きな筆で、一回の墨付けで4文字前後を一気に書き上げなければなりません。

合計14文字の草書です。それでも一回1.5時間を4週間続けると何とか形になるものです。

最後の清書を出し終えて、達成感に満たされました。

 帰宅後、経営誌を読みながら、孫がテニス教室から帰るのを待ちます。

午後3時から50分間のテニス教室。

何故無理やりにでもテニスをさせているか?

 理由は、全身運動でかなりのカロリー消費量となる。

イニシャルコストもランニングコストも他のスポーツに比較して安く済む。

幼児から高齢者まで出来る。頭を使う。二人いればゲームもできる。

世界のリゾート地には大抵テニスコートが設置してある。

そして何より、社会人になってからの付き合いが、色んな職業の人と出来る。

因みに、私が今通っているベーシックの教室は、歯医者、精神科医、米国領事館勤務、看護師、パイロット、税理士、そして私がバイク屋。

 午後4時過ぎに孫が帰ってきました。

私が書店で見つけた6歳用の問題集をさせるのです。

彼も週に2回は公文の教室に通っています。しかし、後の日々はTVを見て過ごしていて勿体ないと私が感じていたのです。

長男の嫁に了解をとり、テニスと勉強の補講を私がすることにしました。

 自分の息子達の子育てはしていませんが、他人の子供達には30年に亘り幼稚園児から中学生までラグビーを通して接してきた私です。

子供の成長については一家言持っています。

テニスのコーチングや公文のペーパーを見て、改善点はすぐに思いつきました。

まあ平民の我が孫ですから、秀才や天才ではないでしょう。

しかし、6歳ころからきちんとした指導を行えば、あるレベルにはたやすく到達させる自信はあります。

 またTVで日本国の不振ぶりが喧伝されていました。

一人当たりの名目GDPが世界で32位で、アジアで1番のシンガポールの半額以下というのです。

ネットで調べてみました。

2024年4月24日に公表されたデータを見ました。

それによると、2023年の一人当たりの名目GDPの世界1位はルクセンブルクの129.810$。

シンガポールは世界5位で84.734$。

そして世界32位の日本は33.805$。

 放送されていることは確かに間違いではなく、シンガポールとの大差を感じます。

しかし、シンガポールには年金制度はなく介護保険制度もほとんど機能していません。

日本国籍を得たいと思っている、シンガポールの富裕層がかなりいる話題は報じられません。

 好きな趣味に没頭できながら、可愛い孫と一緒に過ごせるどころかその教育まで出来る現在の日本にいて、本当に幸せと感じます。

マスコミは一体日本をどういう国にしたいのでしょうか?

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