だから面白い
日経平均が最高値を更新し、TOPIXまでが史上最高値を付けました。
東京証券取引所などの全国の4証取が7月2日(火)に発表した資料によると、2023年度の上場会社の個人株主が延べで7445万人と初めて7000万人を超えたそうです。
これだけの人々が資本家になった意味は大変大きいと思います。
7月12日(金)には1000円以上の急落を呈した日経平均。
最高値を付けたと思えば急落となるなど、株式投資初心者は気が気でないと思います。
投資の心構えは、慌てず粘り強く、出来れば長期間が基本と思います。
何故上昇したのか、何故急落したのか、それらの記事に毎日接することで、自分なりのノウハウが身についてきます。
例えば、マスコミが盛んに問題にしている『円安』なども色んな記事を読むことで概要がつかめてきます。
最近では、年末までに1$が200円にまで下落するという論調まで出てきました。
私は140円を切ると思っているので、人によりこれ程差が出るのです。
私と同じ地方大学の同じ経済学部卒業で、学生時代同じテニスクラブのダブルスパートナーがいます。
共通点は、二人共に麻雀がそこそこ強かったくらいで、後は見た目も性格も全然違います。
彼は私と違ってきちんと組織に順応し、65歳までサラリーマンを全うしました。
古希のイベントで彼と話すうちに、新たな共通点が見つかりました。
共に株式投資を行っているという点です。
しかし彼は数年前から日本株に見切りをつけ、アメリカ株のみに投資を行っていました。
相当の利益を得て、毎年配当金もそこそこあるそうです。
那須に別荘を持ったとか、毎週ゴルフ三昧いうから素晴らしい。
その彼が、1$が200円になったら億万長者になれると、夢を語っていました。
面白いですね。20代前後の青春時代を同じ大学の同じ経済学部で学び、同じテニスのパートナーが、ドル円の相場をまるで反対の見方をしているのです。
それでいながら、億万長者の夢は同じと来ている。
それも退職後の古希を前にした年齢でです。
彼も私も一般的な平民の子で、裕福な家庭には育っていません。
奨学金を貰いながら学生時代を過ごした口です。
それでも億万長者の夢を語り合えるのです。
日本の政治の良さと株式投資の良さだと思うのは私だけでしょうか?