禁断症状

 先日、雨が一日中降り続いた憂鬱な日がありました。

たまたまその日には、何のスケジュールも入っていなくて、朝から夜眠るまで自宅で過ごしたのです。

早朝に新聞2紙を読み終わってからが大変でした。

 朝食後に、執務室に入ると、大抵はあるはずの読書本が机上にないのです。

いつもは積読で数冊あるはずのものがない。油断でした。

そこで取った行動。それは、一旦読み終わった新聞を再度細かいところまで読み直したことです。

 私の場合は、よほどのことがない限り(大抵は時間つぶし)TVは観ません。

失った時間が勿体なくて仕方ないからです。

その日は早く寝て、翌日に早々小田部のいつもの本屋へ行きました。

 そこで購入したのが「日本の食糧安全保障と国際環境 八木浩平 著」「Yの悲劇 黒岩麻里 著」「会社をつぶさない社長の選択 松岡靖浩 著」「介護の裏 甚野博則 著」

それに「日経マネー 8月号」「ダイヤモンド・ザイ 8月号」。

結局、上記前者の2冊は取り寄せとなり、合計4冊購入して帰宅。

 活字が読めなくて、禁断症状のような気分になったことに驚きました。

そのせいか、「会社をつぶさない社長の選択 松岡靖浩 著」を一気に読み終えました。

この類の本は何冊読んだかしれません。金額も税込1760円もします。

それでも、何か一つでも自分のノウハウとなれば安いものとの思いで購入。

 どちらかというと、初級者レベルの経営本ですが、基本を勉強するには最適かもしれません。

私の考え方と違う点もありますが、大まかにはあっている気がします。

 今回三つ新たに知った知識があります。

先ずは、日本政策金融公庫が新たに始めた「資本制ローン」というもの。

詳細は、今度会うときに顧問税理士に聞こうと思いますが、『金融機関の融資の審査において負債ではなく資本とみなすことが出来る借入金』とのこと。

簡単に言えば負債になりませんので、借り入れをしても自己資本比率が低くならないというもの。

 次には、自社の商品を販売してもらう代理店制度について、「総代理店契約」をしてはならないというもの。

総代理店契約とは、大体において商品やエリアを独占させるもの。大手とこれを結んでしまうとあっという間に飲み込まれてしまう理由が記述されていて納得しました。

 最後はヘッドハンティングについてです。

結論からいうと、この著者の経験上、ヘッドハンティングされてやった来た人の中で、クライアントの会社にとって本当に有益になる人を一度も見たことがないというもの。

 2000円弱で基本の勉強と、自分のやり方との比較と、新たな知識習得を考えればかなり安いものでした。

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