ピンチがチャンス
「ピンチはチャンス」とよく言われますが、経験上『ピンチがチャンス』だと思います。
天邪鬼の性格なのでしょうが、会社経営も株式投資・不動産投資も振り返れば、ピンチの時のチャレンジでしか大きな利益は出していないのです。
チャンスというものは、誰にも平等に訪れますがそうそう数多いものではありません。
つまり、滅多にない『ピンチ』こそがチャンスに他ならないのです。
私が41年間の株式投資で一番利益を出したのが、東北の大震災直後でした。
およそ30年前、2輪業界で認証工場が義務化されるということになり、そのままではビジネスが出来なくなる恐れが生じました。
当時の売上高が1億円の時に、約4500万円の借金をして指定工場の新店舗を建築し、その後の急激な成長に繋がりました。
今回のコロナ感染症でも、思い切って現預金プラス大きな借金をして株式と不動産へ投入。
株式も不動産もこの3年間で大きな含み益を抱えるまでになりました。
オープンから1年を経た新店舗も、当時だったから地代も安く、建築コストも抑えられ、今から収穫期に入る予定です。
ピンチは恐れる必要はあります。
その時には、これは滅多にないチャンスが来たと自分に言い聞かせチャレンジすることを忘れてはいけません。
当然失敗する可能性はあります。
しかし、屋台骨を揺るがすほどのことでもない限り、チャレンジが優先します。
失敗の数だけ、その人の経営や株式投資・不動産投資のノウハウとなるのですから、行動すべきなのです。
振り返れば、リーマンショックにコロナ感染症は、人生でも滅多にないビッグチャンスだったのです。
その時に行動を起こした人のみが、大きな果実を得ることが出来ます。