参考になる

 日経新聞の「NIKKEI プラス」2024年6月1日版に、私も納得できる投資の格言が掲載されていました。

改めて読み直して、非常に参考になると思います。

 その中でもランキング1位が、私の天邪鬼の性格にぴったりの格言で、実際私もこれを今まで実行してきて、利益を出してきました。

『人の行く裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け』というものです。

 会社経営でも同様ですが、他人がやらないことを直ぐに実行することこそが差別化に繋がるのです。

簡単に言えば、自らが「ブルーオーシャン」を創り上げる。

今後も地味で財務体質が良く、配当率が3%を超える株式に投資するスタンスを変えることは暫くは無さそうです。

 次に私が大切にしている格言は3位に選ばれた『頭と尻尾はくれてやれ』です。

底値で買って高値で売ることがベストのことは分かり切っています。しかし体験上ほとんどそのようには出来ませんでした。

過去はさっさと忘れて、次の投資に向かう割り切りが必要です。

 11位の『遠くのものは避けよ』も身上としています。

身近なものが理解しやすいし、予想もできやすいからです。

 ただ一つ、この格言に逆らって成功した事例があります。

4位の『卵は一つのかごに盛るな』というものです。

 私の株式投資は既述した通り、3度の元手100万円からのスタートでした。

この金額を多くの銘柄に分ければ、リスクは分散するかもしれませんが、大きな利益には結び付きません。

20代~50代までは思いきり一つのかごに盛ってきて、資産を増やしました。

少し分散投資に変更して、防御株と攻撃株に変えたのは60代になって老後の資金を考えてからです。

 株式投資のスタイルに絶対に儲かるというものはありません。

自ら、失敗と成功を体験しながら自分流の投資スタイルを構築することが大切だと思います。

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