自分を信じるしかない
2024年5月25日19時38分に「野生の経済学で読み解く 投資の最適解 岡崎良介」を読了。
成程と思えることもありましたが、少し専門的で、ここまで考えながら投資をしなければならないなら、私には継続できないと思いました。
何事にせよ、情報量が多過ぎれば、決断が鈍るのと同じように、投資もデータの種類があり過ぎれば返って、頭を混乱させます。
この本を読んで、結論を得たのはやはり二つのことでした。
一つは、長期保有が原則、もう一つは株価は最終的に業績に比例していく。
最近の日本株の騰落は実にわかりやすいものがあります。
株を買っているのは外国人で、売っているのは日本人という構図が明確なのです。
結局、いくら頭脳明晰な専門家が株式市場を予想しようにも、当たらないという事です。
これは理論よりも人間の心理の作用の方が、及ぼす影響が大きいからだと思っています。
自分を信じて、経験則から得た数種類の単純な数値とアナログな仮説で投資を続けることとしました。
この本を読んで確信したこともあります。
日本においてはデフレは終了し、今後は長期にわたりインフレが続くという事。
このインフレは、単純に考えると資産の価値(主に株式・不動産)が増える事。
少子高齢化と人手不足が重なり、その上インフレとなると、数多ある既存ビジネスに参入するのが困難となる事。
我々二輪業界に置き換えると、納得できます。
新規参入には、莫大なお金と数多くの人材と限られた土地が必要となり、ほぼ不可能という事です。
これらの現実を考え合わせると、私はこの刺激的な福岡で且つインフレというワクワクする環境下で、自由に自分の資金と時間を使える境遇が嬉しくて仕方ありません。
生活を切り詰め、余剰資金を少しずつ集めて、100株でもよいので株式を購入し続ける。
1年後にはこの株式が大きな利益を生んでいるはずです。