何とか存続させて欲しい

 1年に1度送られてくる、黄色の表紙の会報誌が届きました。

私が青春を過ごした大学の経済学部テニス部の「暁星」です。

 数年前に、テニス部の存続が危ういことは既述しました。

3年前に経済学部のテニス部員がゼロになり、テニスコートが荒れ果てたままです。

2年前に一人入部して、さらに増やそうとしていたようですが、現在も一人のままとのこと。

 工学部や水産学部などと合同で練習しています。

総勢10名という寂しいクラブになっています。

我々のときには、経済学部だけで30名前後で、合同では100名を超えていました。

 私の後輩がボランティアで監督をしていますが、部員減少の原因を聞くと、ほとんどが奨学金で入学しており、アルバイトをしなければ生活がままならないのが理由のようです。

合宿を組みこもうとすると、お金が掛かると辞退する部員もいるとか。

毎年のOBの寄付金で何とか運営しているようです。

 私も学生時代奨学金を受け取っておりました。

毎月6000円×12ヶ月×4年間=288000円を社会人となってから毎月返済していました。

確か、12年くらいかけて返す仕組みだったと思います。

私の場合は、28歳の時に株式投資で大きな利益が出た時に、一括返済したものです。

 今年、経済学部のテニスクラブの同期と、古希の祝いのために長崎に集まることにしました。

およそ50年前の長崎を思い出すべく、経済学部テニスコートへも立ち寄る予定です。

 私がもう少し賢く、出身大学の客員教授にでもなれれば、何とかテニスコートを復活させ、部員の加入を図る対策を打てるのですが、かないません。

せめて、我々同期でテニスボールのダンロップフォートを寄贈することにしました。

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