メカニック確保
私が大勝負した株式が急落して含み損を抱えました。
相当な自信があったので、かなりの利益を予想していて、それが実現したら車を買い替えることまで夢想していたのです。
今乗っている車を2か月ほど前に点検に出したときに、メカニックの方からリアタイヤの残溝が4㎜、フロントが5㎜となっているので、少なくともリアタイヤの交換を勧められていました。
車を買い替えるつもりだったので、放って置いたのですが、これは叶いません。
そこで、昨日新品タイヤの交換にタイヤ専門店へ行きました。
走行距離が33500キロでしたが、リフトに上がった車両のリアタイヤを見ると、確かにスリップサインの一歩手前でした。
このまま運転していたら、雨の高速道路でハイドロプレーニング現象が発生した可能性があります。
くわばらくわばら!!
一般的には、バランスよくタイヤを摩耗させるために、一定の走行距離に達した時に、前輪と後輪のローテイションを行います。
ところが現在の私の車はスポーツカーのために、前後のタイヤサイズが違っており、ローテイションが出来ないのです。
私はタイヤ専門の会社に勤めていたので、「タイヤは人の命を乗せている」感覚が非常に強くあります。
まだ前輪は使用可能ですが、この様な時には4本全部を一括して新品に替えた方が、安全面も経済合理面も優れています。
その店には過去に何度も訪れていたのですが、今回行った時にはそこが閉店していて、近くのタイヤ営業所の横に小さく店を構えていました。
スタッフに聞くと、以前の店では6名体制で業務をこなしていたのが、次々に人が辞めてその店自体はかなりの売り上げだったにもかかわらず、自分一人になったために狭い今回の店に移転したとのこと。
一人で切り盛りするので、全てが予約制にしたそうです。
作業風景を見ていました。アルミホイールとはいえ、19インチのワイドタイヤとの組み合わせは相当な重量となります。
それを4本、脱着からバランス取りまで70分ほどかかり一人でこなすのです。
私の後には、次の車が待機していました。
思わず「大変な作業だ!!」と感じました。
そのスタッフも社員募集をかけているそうですが、なかなか来てくれないと。
他人事ではありません。我々二輪業界の将来の姿の様な気がしました。
メカニックの確保が最優先課題だと息子達には言っています。