女性の強さ

 平均寿命等で女性が長生きするのは、医学的にもエビデンスとして確立しています。

ただそれらのことは、医学が発達した最近判明したことで、100年以上も前には分からなかったことでしょう。

それでも、ずいぶん昔から、女性が変幻自在に生き延びていることを知り得る事柄があります。

 それは漢字に関することです。

日本における漢字で「女」を構成に含むものは1002件あります。

一方、「男」のそれはたったの18件。

女性の強さを古の人々も生活体験で感じていたのでしょう。

 日本における漢字は福岡市の志賀島にある『金印』に記載されているものが、恐らく最古のものと言われています。

そうなれば1世紀から、日本には漢字が存在するのです。

漢字は次々に増減を繰り返しながら現在の数に至っています。

 そこで、圧倒的に女性が意識されているのです。

女性の強さだけでなく、変化対応能力も男より格段に優れている証拠の様な気がします。

高齢者となった時に、妻に先立たれた男性は寿命が極端に短くなり、夫に先立たれても女性は生き生きと長生きすることも、一つの証左でしょう。

 年を重ねるごとに、真ダムに頼る場面が増えてきました。

日常の買い物に行っても何を買ってよいやら分からないし、当然のごとく食事に掃除洗濯も出来ません。

最近では体が硬くなり、背中の痒いところも搔いてもらう始末。

痒みがひどいところの薬の塗布までお願いしなければなりません。

 真ダムの名前を呼び捨てにしていた50代までを反省しつつ、現在では「さん」付けとなっているほど、力の逆転が起こっています。

 

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