成長
昨晩は、私がラグビーのチーフコーチだった時に小学4年生~6年生まで教えていた人物と食事を一緒にしました。
彼は現在35歳でロサンジェルスで10年以上滞在し仕事を行っています。
10年ぶりに帰国したという事でしたので、彼の父親、我が家族4人と一緒に行きつけの店で行いました。
午後6時半からでしたが、私より先に来ていて、久し振りに会ったので一瞬誰か分かりませんでした。
あの大人しく小さめな子供だったのが、自信満々の語り口と180センチ90キロの体躯に圧倒されました。
話すうちに、性格は子供のころと変わらず優しさに溢れていました。
私は、もっぽら彼の父親と話をして、彼は我が息子達と話が弾んでいました。
何らかの事情で、アメリカ進出にする時には、助けてもらいたい旨をいうと、堂々と任せて下さいと。
最近アメリカでは物価の上昇が激しく、ニューヨークのラーメンは1杯3000円、LAでも1ベッドルーム、1バスルームの部屋で、1ヶ月の賃料は1500$(23万円)は最低するとのこと。
当然、危険な地域もありながら、そこで彼はしぶとく生活をして仕事をしているのです。
福岡大学のラグビー部に所属して卒業後、憧れの米国に英語も話せないまま留学します。
その勇気に驚くと共に、親の仕送りも大変だっただろうなと、彼の父を思いやりました。
その恩義は十分感じているようでした。
ただ幸いだったことに、当時の為替レートは1$80円~100円だったそうです。
現在の為替では考えられないと。
仕事が面白くてたまらないらしく、「趣味は仕事」と言ってはばかりませんでした。
それもアメリカでする方が俄然面白いそうです。
同じジュニアラグビー育ちの我が息子達と、何らかの縁が出来たのです。
ビジネスで化学反応が起きれば面白いと考えながら、集合写真を撮り別れました。