高く評価
私の株式投資のスタイルは、先ず防御株と攻撃株の二つに分けていること。
若い頃は、ただ一つの銘柄を徹底的に購入していましたが、年を重ね収入に不安が出てきて、この様な方法に切り替えました。
先ず、倒産の恐れが少なく、無くなっては困る会社で、配当利回りが良いものが選別基準。
そこで、「日本郵政」「JR九州」を個人的な防御株に、一人法人では、大した信用もない私のできたばかりの会社に大型融資を実行してくれた「西日本FH」を防御株としたのです。
これら3つの株は売却するつもりはなく、攻撃株で出た利益の一部で少しずつ買い増しするスタイルです。
この3つの銘柄で私が特に評価をしているのが「JR九州」。
日本国内のどのJR各社よりも、鉄道収入に頼らないビジネスモデルに邁進しているからです。
特に不動産関連に関しては、秀逸なものを感じます。
九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発で、住友商事やJR九州、西部ガスなどが参加する企業グループが、優先交渉権を得ました。
東京ドーム10個分の敷地のうちの30ヘクタールの再開発で、再開発予定地では、国内最大です。
ホテル業、マンション業、アミュプラザ、旅館業、だけでなく不動産開発まで参加しています。
私の「乗り掛かった船には乗れ」、「良いと思えばどんどんやれ」の性格に実にマッチしています。
少しでも株数を買い増ししたいのですが、1株が3000円超えなのでなかなか増えていません。
これほど積極的な経営をしていながらも、風評が気になる不採算線の復旧は固辞しています。
この意志の強さに特に私は高い評価をしているのです。
少子高齢化が進むと分かっていながら、不採算性が高い線路などどんどん廃線すべきと考えます。
もともと、大半の市町村は鉄道の恩恵を受けていません。
既得権益の市町村を守る義務は、一民間企業にはないと感じているからです。
気づいたら、株主構成のベスト10以内に私のフルネームが掲載されている、これは私の夢の一部です。