良いと思うことは何でも

 会社を創業してから無我夢中で過ごしてきました。

何から手を付けて良いか分からないときでも、常に直ぐに行動することだけは心掛けました。

経済界のみならずスポーツ界でも、成功体験者の本をよく読んだものです。

 それらを読むと、共通項は「人一倍の努力と運」に集約されるのです。

その運を良く分析すると、「ラッキーカラー」と「ラッキーナンバー」もまた共通項でした。

 そこで私は、それ以来自分のラッキーカラーは「金・黄色・赤」と、ナンバーは「8・2」に決定。

これは、生まれた年・月・日から運勢を占う本に書いてあったものを基本に、自分の好きな色と数字を加えたものです。

 新居の庭の赤い椿の花がかなり落ちました。

替わりに旧居の黄色い蝋梅が咲き誇っています。

 私の部屋の西側の壁は、『金運をもたらす』金色と黄色の絵で飾られています。

長男が住む旧居の西側は、長男が植えた黄色の柑橘類の実を取り終えたばかりです。

 他人から見れば、非科学的な可笑しな考えとなるでしょう。

しかし私は、それらを常に守ってきたから今の自分がある気がするのです。

 新居を出て、左手に数十メートル坂を下ると、2軒の古家が取り壊されています。

共に老夫婦が住んでいたのを、不動産業者が買い取ったものです。

売り手の老夫婦かその遺族は、恐らく不動産売却は初めてのことだったのでしょう。

調べるとかなり安い金額で売却していました。

 そこに、左側の土地には3軒、右側の土地には2軒の建売住宅が建設される予定です。

1軒が39~41坪の土地付きです。価格設定は100㎡前後の建屋を付けて6000万円前後。

この5~6年で700万円前後上昇している感じです。

 しっかりとした知識と経験があれば、売却金額も数百万円は上乗せされたことでしょう。

地下鉄の駅が近くにできて、運が良いと思っていても、人一倍の情報収集の努力をしないと、やはりその分損をするのだと思いました。

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