無知は損どころか罪
昨年、岸田政権に対して「増税メガネ」などと揶揄する言葉が見られました。
実際、富裕層等に関しては、税金だけでなく社会保険料等も増える仕組みになりました。
いつもこのブログで記述している通り、安心・安全な日本国で快適に暮らすには、膨大なお金が必要であり、その原資となる税金は国民全員が納めるべきであると、単純な私は考えています。
諸事情で税金が納められなかったり、収入が少なく税金が納められなかったりする場合はあります。
そのために、一定の富裕層がより多くの税金を納めることも理にかなっていると思います。
ただ国民感情として、無駄な税金の使い方を改善しないままに、増税論議することに違和感があるのでしょう。
先ず、このように税金や社会保険料に国民の関心が集まること自体良い傾向だと感じます。
これらの徴収システムは、時代と共に且つ法律と共に改正され続けています。
当然その時点で色んな矛盾をはらむこととなります。
税金や社会保険料の支払いに関する考え方も、合法の下にいろんな方法が存在するのです。
毎年のように法律や仕組みが変わっていくので、自分に合う合理的な方法を見つけることは、かなり至難の業となります。
そこを解決するために私は、自分でそれらに関する本を読み漁り基礎知識を付けます。その上で、優秀な税理士と相談の上、自分に合ったベターな方法を実行します。
私個人、一人法人共に費用は掛かりますが、税理士に確定申告をお願いしているのはその理由からです。
昨年末、気になった書籍を次男坊のアマゾンプライムで当日配送してもらったことは記述しました。
「今日もガッチリ資産防衛」黒瀧泰介 長谷川桂介 共著を、2024年1月3日(水)午前11時57分に読了しました。
経営者の年収を抑える事とか、個人事業主より一人法人の方が良いとか、ほぼ私が実行していることに誤りはありませんでした。
それでも、3年10ヶ月経過した車両を会社で購入すれば、1年で減価償却できるとか、不動産投資で法定耐用年数を過ぎた木造建築アパートを購入した場合、4年で減価償却できるとか、その他にも知らないことがありました。
無知は損でありますが、その無知ゆえに法律を犯して罪になる愚を犯してはなりません。
この本は、これから会社を起業する人、起業してから数年しか経過していない人には、非常に役立つ本だと思いました。