またまた面白い時代になった

 東京海上日動火災保険は、12月20日に、城田宏明執行役員が、2024年4月1日付で社長になる人事を発表しました。

東京海上といえば、我々の時代から最近まで、大卒の就職人気抜群の会社です。

かなり偏差値が高い大学を出ないと就職は難しく、その大学の中でもトップクラスの人材しか就職できないような会社です。

且つ社長は大抵が東京大学出身者や、超難関大学出でした。

 この城田社長は、執行役員33人抜きで社長に抜擢されました。年齢はまだ54歳。

出身大学が何と一般的なレベルの成蹊大学法学部。

剣道7段の腕前で、色んな人の彼への評価が『胆力がある』というもの。

これは、最近読んだピーターリンチの株の法則でも、成功条件の中に出てきた資質です。

この内容を知った時に、「やはり日本は良い国だ。これからはもっと面白くなる」と感じました。

 そのような時に、私が目をかけている若者からお歳暮が届き、連絡がありました。

「5期続けて頭取賞」を獲得したと。彼は福大のテニス部の時に私の個人レッスンを請け負ってくれた人物です。

留年しながらも金融機関に就職できたのでした。

少しとんがって、常に前向きな性格を私が気に入り、サラリーマンとして、且つ社会人としての心得を微に入り細に入り指導しました。

素直な性格と、それに合わせて、明るく「胆力があります」

 彼には、常務にまではしてあげられるが、頭取は卒業大学のレベルで無理と話していました。

しかし、天下の東京海上日動でさえ、その不文律を壊す時代です。

大晦日に我が家に来るという事でしたので、その時には、『頭取を狙える時代が来た』と助言するつもりです。

 若い世代の活躍は、年を重ねるごとに活力を貰えます。

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