視点を変える
「フェルミ推定」の本を読んでから、視点を変える重要性を今まで以上に感じています。
元々天邪鬼な私の視点は他の人とは違っていて、それで現在まで上手くいってきました。
その感覚を更に磨けば、仮説の確率が上がると思えます。
12月2日(土)は久しぶりに何も予定が入っていなくて、2週間ぶりくらいに投資のユーチューブ等を見ました。
私が信頼する人は数人に限られますが、延べで5時間ほど見聞きしました。
専門家のきちんとした話が、無料で聞ける現在の日本の投資市場は有難い限りです。
総括すると、日本の株式相場は来年も上昇し続けるというもの。
ドル円は140円~145円の範囲内で、日本経済にとっては居心地が良いものとなる。
日本の金利も若干は上昇するものの、設備投資等を左右するほどは上昇しないという結論。
上記ユウチューブで非常に納得感があり、視点を変えてみる大切さを身に染みて感じた事柄を記述します。
70歳を前にした我々夫婦でも、息子達に会社の株式を贈与したり、ゆとりのある金銭を僅かばかりですが贈与したりしています。
これが、80歳代になると顕著となり、大きなお金が動くそうです。
厚生労働省による毎年の死亡人数の推移。
2020年が137万人、2021年が143万人、2022年が156万人・・・2040年が170万人となりピークアウトしていくとのこと。
今後2040年まで 約160万人×18年間=2880万人 つまり約3000万人が亡くなる勘定です。
これらの人達が一斉に、資産を自分の子供達や孫達に移転させるのです。
日本の金融資産2114兆円の60%を、60歳以上が持っています。
2114兆円×0.6=約1300兆円
60歳以上の人口はおよそ4300万人。
1300兆円÷4300万人=3000万円
当然この試算には、相続税等のマイナスは考慮されてはいません。
それにしても、今後巨大なお金が動くことは事実です。
「新NISA」制度が始まれば、それらの資産移転を受けた若者が、どんどん株式市場に参加してくるでしょう。
未来のことは誰にも分かりませんし、投資にはリスクも生じます。
私の現況は、自分の仮説を信じて、現預金をほとんど持たずに、株式投資で得た資金を不動産購入の頭金に使った後でも、株式残高は昨年末よりも10%以上も増加しています。
30年間のデフレからの脱却という、日本経済の一番良い時代を生きていて、本当に幸せです。