単なる夢と投資
恒例の年末ジャンボ宝くじが、発売されています。
1等は前後賞を合わせて10億円の大判振る舞い。
私もかなり前に株式投資で利益が出た30万円を、実験で全て1枚300円の宝くじ購入に充てたことがあります。
結果は無残なものでした。確かそれ以来購入していない気がします。
この1等が当たる確率を調べてみました。
2000万分の1とのこと。
つまり九州全体の人口の倍の数から一人だけ当選する確率です。
そう思えば、いくら「買わなければ当たらない」と言われても買う気にはなれません。
このような単なる夢を追うくらいなら、30万円全てをつぎ込んで、倒産寸前の株式を購入した方がまだ10倍になる確率は相当上がります。
その対象となる株式を現在注視しています。
曙ブレーキがそれです。北米事業の不振から資金繰りに窮し、事業再生実務協会へ2019年に事業再生ADRを申請して成立しました。
現在も再建途中で、かなり困難ないばらの道を歩んでいますが、私の想像では、かなりの技術は蓄積されているはずです。
技術は優れていながら、経営の失敗で窮地に立たされているのです。
自動車のEV化に合わせて、ひょっとしたら画期的な商品を作り出す可能性があると踏んでいます。
中越パルプの売買利益が出たら、その一部を宝くじを買うつもりで購入予定です(この銘柄は推奨するものではありません。投資は自己責任にてお願いします)
また、顧問の税理士に小規模事業共済に私が加入した方が良いか尋ねました。
彼の返答、年間84万円で10年経てば840万円。それを損金で落として節税を測るより、私の場合はその金額を株式投資へ回した方が、何倍も利益が出るだろうとの見解。
納得して、私は加入をしないことにしました。
このように、私の場合は一般の人と違って、現実的な投資の方が向いていると気付きました。
バカみたいな夢は、やはり夢でしかありません。
因みに、人が一生の間に局地的な隕石や小惑星の衝突で死亡する確率は、160万分の1です。
2000万分の1よりもかなり確率が高い事となります。