明るい未来
随分前から、私は日本の良さと九州の良さ、それに福岡市の良さを何度も述べてきました。
それに加えて、TSMCの進出の追い風を受けて、一気に熊本の良さも出てきました。
福岡と熊本の陰に隠れて、あまり存在感がありませんが、佐賀と長崎が来年からかなり面白くなりそうです。
西九州新幹線が佐賀県知事の反対で中途半端な姿に終わっていますが、民間も公共機関も先を見据えてどんどん投資が促進されているのです。
例えば、私が株式を保有しているJR九州の投資を見てみましょう。
2022年3月、長崎駅高架下に商業施設「長崎街道カモメ市場」を開業。
2023年10月に嬉野市に宿泊施設「嬉野八十八」を開業。
2023年11月に長崎駅新駅ビルを開業。
また、九州電力も2022年8月に7階建てオフィスビルを竣工しています。
大村市では、大和ハウス工業が大型複合施設「SAKURA MIRAI SHIN OMURA」を2025年春に開業予定。
その他にもジャパネット高田のスタジアム開業や、ソニーの工場増設、京セラの工場新設等、かなりの規模の投資が目白押しなのです。
これらに、地方自治体の区画整理事業等も加わり、経済波及効果は、今後2~3年で少なくとも2000億円くらいになるとのこと。
特に長崎では、今後賃金上昇と雇用増が大いに期待できます。
そうなれば消費は上向きます。
今まで凋落の一途をたどっていた長崎経済だけに、反転のエネルギーは相当なものが予想されます。
こちらも人気に陰りが出て、偏差値が下がっていた長崎大学が、大きく見直される可能性があります。
OBの私としては、是非そうなって欲しいと感じています。
新規出店の現在はかなり苦戦しているようですが、長崎の今後を考えると、弊社グループの長崎店は大化けするかもしれません。
来年2月~3月初旬までに1年分の宣伝広告費を大量に投入し、面白いキャンペーンを打ち続ければ、売上高2億円の壁はあっさり打ち破られる可能性があります。
ここに、社長と店長が気づけるかと決断できるかがカギとなります。