旗色が悪い
10月26日(木)の日経平均が、またもや600円を超す下げとなりました。
私が追加購入した「中越パルプ」も含み損が発生。
これで、「筑邦銀行」と二つの含み損を抱えることになりました。
他の株式とトータルすると、まだ含み益の方が多いのと、全ての株式銘柄が配当が3%を超えているので、さほど焦る気持ちはありません。
しかし、攻撃株の「中越パルプ」と「シンニッタン」が株価低迷のままでは、私がすることが無くなります。
同時にワクワク感もなくなっています。
経済情報番組をつぶさに見ていると、強気派だった人も総じて弱気派に転じていました。
今年年末には日経平均3万円割れと、ドル円が150円超、原油は80ドル超というのが、アナリストのコンセンサスに変わっていました。
私は、既述している通り、日経平均35000円、ドル円135円、原油は70ドル前後と予想しましたが、まるで逆のことが起こっているのです。
非常に旗色が悪くなっています。
私は株式投資の王道と言われる、「損切り」はほとんどしません。吟味して買った株を上がるまでいつまでも持ち続けます。
炭鉱のカナリアの役割をしていると勝手に自分自身が思っている、二輪業界の業績悪化が始まりました。
息子達は本格的な危機に初めて直面することとなるでしょう。
経営者としての資質と、巻き返しの努力を如何に行うのか問われます。
危機に直面した時の解決のノウハウは、自分自身で見つけるしか方法はありません。
日頃から、当たり前のことをきちんと行っていれば問題はありませんが、恐らくコロナの追い風に乗っていたこの3年で、かなりの甘えと弛緩が生じたはずです。
今から、社員の気を引き締め、再度お客様満足とは何かを問い、直ぐに実行に移しても効果が出るのは3か月後からです。
規模が大きくなった分、小回りが効き難くなります。ここで初めて店長の力量も試されます。
経営者も店長も、本当の実力評価の良いタイミングが来ています。
『困らなきゃだめです。人間というのは、困ることだ。絶体絶命のときに出る力が本当の力なんだ』本田宗一郎