嬉しくはあったが
先日、米国出張から帰国したラグビーコーチの友人からお土産を頂きました。
正確にいうと、彼の息子から私へのプレゼントです。
それは米国版経済誌の「Bloomberg Markets」というものです。
私にはこれがぴったりと、息子がわざわざ書店へ行き購入したそうです。
誠に有難うございました。
彼は記述している通り、60歳で起業しました。
機械ツールのデザインを彼が行い、中国でそれを製作させ、日本国内で販売しています。
その市場をアメリカまで伸ばすべく、JETRO(日本貿易振興会)の署員と一緒にロサンゼルスとシカゴに行っていたのです。
その時にアメリカの大学を出てそのままアメリカで広告とマーケティングの仕事をしている息子とも会ったのでした。
この息子は、私がラグビーのチーフコーチだった時の教え子です。
タイトルまでは意味が分かりました。「What’s the biggest economic risk ahead?」
これから起こる大きな経済リスクは何かという事だと思うのですが、それを9人の識者が意見を述べているのです。
先ず文字の小ささに読む気力が萎えました。更に文章や単語も分からないものが多い。
ただ9人の中に日本人が一人だけいました。慶応大学教授の「Sayuri Shirai」なる人物。
概略としては、やはり高インフレの落ち着きを、どの時期と捉えるかのような文面だと思います。
それにしても、あの可愛い面影しかなかった男の子が、米国で10年以上もバリバリと仕事をこなし、この様な雑誌を平然と読んでいるのです。
嬉しさと共に不思議な感じがしました。
友人によると、彼の息子は学生時代には少々やばい安アパートで過ごしていたのが、現在ではプール付きコンドミディアムを借りていて大変驚いたとのこと。
この息子さんの姉さんも大手高級ホテルに勤務していて英語はペラペラ。そして国際結婚。
中学時代あれだけ好きだった英語なのに、未だに話せない、書けない、聞き取れない私としては尊敬に値します。
日本へ帰国した時には、寿司でも食べながら、じっくりと歓談したいものです。