勿体ない
私の1億円プロジェクトを行っている口座(現在残高約250万円)がある大手証券会社から、封書と電話で連絡がありました。
以前に記述していましたが、沖縄出身で早稲田大学の理工卒2年目の人物が私の担当でした。
ハキハキしていて少し野心家の所が気に入り、彼に証券会社はすぐ辞める人ばかりだから、何とか残って努力を続ければ、面白い業種だと伝えていました。
彼も辞める気は全然ありませんと即答していたのですが。
その彼が退職して担当が替わる旨の連絡だったのです。
やっぱり駄目だったか、勿体ないというのが私が持った感想。
どのような職種でも、配属された部署によっては自分の理想の仕事とは違う事もよくある話です。
それでも、最低でも5年くらいは与えられた仕事をきちんとこなす習慣をつけなければ、何の意味もないと思います。
恐らく、こういったパターンの人は次の職場でも同様な行動をとることでしょう。
ここ数年の日本の3割の悪い傾向をつくづく感じます。
1年間で新入社員が辞める比率と、1年間に結婚する人に対して1年間に離婚する人の割合が3割に及ぶとの指摘に、人間性の甘さを感じています。
宣伝広告等で転職が、さもスキルアップに繋がるかのようなイメージに感化され過ぎだと思います。
就職も結婚も最終決定は自分自身で行ったのです。
十分に考え、その結果としての行動です。
人生良い事ばかりであるわけはありません。当然どこかで耐え忍ぶことも出てきます。
単純に忍耐できないような人が、他で上手くいくはずもありません。
最低でも3~5年は一つのことに打ち込むべきだと思います。
そうやって人格も出来あがる気がします。
漫然と同じことを行うよりはましかもしれませんが、与えられた仕事をきちんとこなし続ける方が、自ずとスキルアップに繋がり、違った方面でも役に立つものです。
人手不足が続く限り、失業率も低いままです。一見売り手市場のような気がしますが、買い手側から見ると数少ない優秀な人材を見つけやすい環境でもあります。