Nudge(ナッジ)
英語。肘で軽くつつく、そっと押して動かす、~するように説得する等の意味があります。
今では、行動科学の知見から、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。
2017年、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授がノーベル経済学賞を受賞したことがきっかけに、大きな注目を集めることになりました。
先日、ラグビーのコーチに香椎のJAPAN BASEへ行きました。
チーフコーチに変形股関節症のことを告げ、その日でコーチを辞めることを告げました。
そのような話をしていたら、いつもの仲間の二人にテントより離れた場所に連れていかれ、抗議を受けたのです。
最近では、私より若いこの二人が実質コーチをしていて、私はほとんど役に立っていなかったので、ここまで怒られるとは思ってもみませんでした。
「0か1と決断しなくて良いではないか?」「自分達も足や腰が痛い時もある、調子よい時だけ来ればよい」「本来コーチのコーチングが私の目的なので、運動しなくても良いではないか」「本当に辞めるなら我々二人も辞める」・・
話の途中でチーフコーチが、私専用の椅子を持ってくるから私はそこに座っていたら良いとまで言ってくれました。
正直とても嬉しかったのですが、私の中では、経営もコーチングも率先垂範が基本と思っていたので、取り敢えず年内一杯努力してみるという事で決着。
帰宅して、この嬉しかったことを真ダムに話すと、「筋力増強とストレッチをすれば少しは良くなるのでしょう。皆さんがそこまで言ってくれるなら、どうして頑張らんと」と。
辞めることしか頭になかった私も反省しました。
現代医学が全て正しい訳ではありません。
次男坊にお金を支払い、ネットでストレッチ用のマット、直径23㎝のゴムボール、ゴムチューブを購入してもらいました。
ストレッチと筋力増強を日課にして、最後にかかった、とても好感の持てる「光安整形外科」の菊池医師の治療を信じてみることを決断しました。