もっと良い会社に
昨日朝から、二人の子供達と我が家で仕事の話をしていました。
その中で二人共に、来月初めまでにそれぞれ新入社員の面接を行うと。
数か月前に、面接をしていましたが、双方の事情で入社には至っていませんでした。
その人たちが最近になって、弊社グループに是非入れて欲しいとの再度要望があったそうです。
帝国データバンクによると、2023年上半期の倒産件数は全国で4006件となり、前年同期比31.6%増。
5年ぶりに4000件を超えたそうです。
その内人手不足による倒産は110件発生し、前年同期比で80.3%増と急増したとのこと。
世間では、色んな業種が人手不足で業務に支障をきたしています。
我々は最近、この件で悩んだことがありません。
本当に有難いことです。
息子達には、多過ぎると思っても人材は確保しろと言っております。
何度も記述していますが、「物」「金」は既に長い業歴があるのでいつでも準備できます。
常に問題となるのが『人』なのです。
その時に大切なことは、どのような人物も長所と短所があることを理解する。
それを知ったうえで、なるだけ長所を見て、店舗の人間関係を明るくすることに集中する。
正社員になる前に、きちんと社員教育を行い、弊社の理念等をしっかり伝える。
常に「もっと良い会社にしよう」と経営者が努力を続けていれば、人は自ずと集まると思っています。
優秀であるかないかは、私はあまり気にしなくて良いと思っています。
優秀になるように教育すれば良いだけだからです。
どのような教育をしても駄目な人は「嘘つき」だけだと、長年の人間観察で確信しました。
息子達が、たまに社員の不満を口にした時に私が必ず言う言葉。『「猫の手」よりはましだろう。』
30年超の事業期間で色んな人が入社して、また辞めていきました。
結果残った人達は、取引先に言わせると「優秀な人ばかり」になっているのです。