強気でいこう
長いデフレの時代から、コロナの時代を経て、やっと正常な経済環境が整いつつあります。
何度も記述しましたが、二輪業界は日経平均が上昇すると、大型バイクが売れ始めると。
今回はそれだけに留まらない気がしてきました。
日銀福岡支店が5月22日(月)に公表した九州・沖縄の金融経済概況で景気の判断を6か月ぶりに引き上げました。
「持ち直している」→「回復しつつある」
この『回復』という文字を使用したのは、何と6年8か月ぶり。
現在何とか生き残っている九州の企業には、今から本格的な追い風が吹く可能性があります。
我がグループは、逆境の中新店舗を既に開店させています。
息子達も大きな借金をして、気苦労が絶えないかもしれませんが、この風は実に幸運だと思います。
用心しながらの経営は続けなくてはなりませんが、強気の戦略をとることが、競合店との差を一気に広げる千載一遇のチャンスと感じてきました。
漁業、農業、林業が、盛んな九州。自然豊かな環境は何にも代えがたいものです。
その中で、福岡市が世界都市になるべく着々と産学協同のプロジェクトを立ち上げています。
人口が1200万人の九州。少子高齢化が盛んに喧伝されていますが、世界中の人がこの環境の素晴らしさに気づき始めれば、全てが良い方向へ逆回転すると思っています。
そういった環境下で、ビジネスができる幸せを実感できる年が数年続くと思います。
二輪業界は、今年は強気が勝敗の分かれ目だと思います。