CREATIVE

 最近この「クリエイティブ」という言葉を盛んに見聞きします。

語源は英語の形容詞で「創造的な・独創的な・工夫して創る・編み出される」という意味。

これほど環境の変化が激しい時代では、この「クリエイティブ」が会社の、特に中小企業の浮沈にかかわるそうです。

 では、この感覚を社員に持ってもらうにはどうしたらよいか?

一番簡単な方法は、京セラのアメーバ方式です。組織を小さな区分(店舗)に分けて、社員にその小さな組織が自分の会社と思わせること。

人数が少ない分、当事者意識が醸成され、社員の意欲を高めることに繋がります。

少々の無秩序には目をつむれば、かなりの確率でイノベーションは推進されます。

 経営者は、人材に関して特にこのクリエイティブな人材の育成とその性格がある人の採用がますます重要となってきます。

面接の方法も変えるべき時が来ています。

夢と価値観は共用しながらも、多様性を重んじることです。

更にこれからの人事は、年功序列や経験の豊富さよりも、クリエイティブかどうかで判断すべきです。

 どうやったらこのクリエイティブな人材を見極められるか?

簡単な事です。真にクリエイティブな人間は、『息抜きや楽な仕事』には、基本的に魅力を感じません。

小さくした組織で、そのリーダーが今以上に休みを欲しがったり、楽をしたがる傾向が出たらすぐにでもクリエイティブな人材に交替させた方が良いということです。

大きな負荷をかければ、更にわかりやすくなります。

 そういった意味では、今度のトライアンフ鹿児島の店長は、全国のトライアンフ正規ディーラーの中で最年少の26歳です。

何でもさっさと実験をすることこそ、私のクリエイティブです。

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