これもまた勉強

 先日、取引先の銀行の支店長が異動になったという事で、新支店長と担当者が挨拶に来られました。

実直そうな人物で、魔ダムと同じ小倉出身という事もあって親近感がわきました。

 名刺交換を済ませた直後に、私の懸念を確認。

今回購入するマンションに対する借入金はきちんと出るのかというもの。

すると、いくらでも出しますとの即答を得て一安心。

 何故心配したかというと、今回の不動産売買契約書に「住宅ローン特約」が付いていないからです。

この「住宅ローン特約」とは、不動産の売買契約を結んだ後に、ローン審査が落ちてしまった場合、無条件で売買契約を解除して手付金も返還されるというものです。

一般的には、住宅等を購入する場合はこの特約を付けます。

 私は、今回このマンションを買うきっかけは、たまたま魔ダムと散歩していて、工事中だったものを見て気になったことからでした。

直ぐにモデルルームへ行き図面等を貰いました。すでに56戸中54戸が売約済み。

図面上で家相を見ると私の欲しい部屋は残っていませんでした。

そこで、担当者にそのタイプの部屋にキャンセルが出たら連絡をくれるように伝えてモデルルームを後に。

 その足で銀行へ行き前支店長と担当者に面会し、もし物件が買えるなら借入金は大丈夫か尋ねました。

そこでも口頭でオッケイが出ました。

 3日後くらいにそのタイプの部屋にキャンセルが出たとの一報がありました。

直ぐにモデルルームの担当者と詳細を詰めました。資金は私の自己資金とプロパーの銀行借り入れということにしたのです。

契約を締結した後にわかったことが、先方としては現金と同じ扱いにしており、「住宅ローン特約」を付帯していなかったのです。

 この特約を付帯していないでキャンセルすると、手付金の600数十万円没収にプラスして1000万円以上の違約金が付くことになっていました。

いや~~勉強になりました。先方は私を優先するはずです。一般の人は仮のローン審査が通った後でも本審査で落ちる場合があります。それに比べると私は現金扱い。キャンセルがあった場合でも住宅会社にはかなりの現金が入ります。

つまり、私はノーリスクだったのです。

不動産投資も知らないことの連続です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

次の記事

方向性が決まってきた