危険資産
危険資産とは、投資した元本が保証されていない資産のことです。
リスク資産とも呼ばれ、株式、公社債、不動産等がそれにあたり、値動きが大きく将来の収益の予想が困難な場合が多い特徴があります。
一方、安全資産とは、預貯金や国債等で元本割れを起こす可能性が極めて低い資産のことを言います。
統計上は、自営業の人、失業中の人、過去に借り入れの申し込みを断られた人、健康状態に不安がある人、これらの人々の危険資産保有率は低いことが分かっています。
更に、家を所有する人や子供を持つ人々も危険資産の保有比率は低いそうです。
逆に、銀行や証券会社で働いている人や、大卒の人の危険資産保有率は高いとのこと。
確かに、苦労してためたお金を、先の見えない、保証もないものに投資するには躊躇するのが普通だと思います。
私は現在資産のほとんどが危険資産なので、異常ではあります。
繰り返しになりますが、「危険」という名前がついているだけあって、私は他人に推奨はしません。
ただ相談を受けた時に、失敗談や成功談、また、現在の投資の条件等を私の体験から語ることぐらいはできます。
幼子を抱えて脱サラした私にとって、この一般的に「危険資産」といわれる投資レベルは、全然「危険」に思えないのです。
加えて、『72』の法則によると最近の金利「0.002%」で元手を倍にするには36000年かかるとなれば、貯蓄などの選択肢はなくなるだけなのです。
オンワードの株式の話を書きました。
空売りに対抗して株の買い増しをしようと構えていましたら、株価の上昇が始まり買えないままです。
今後もこの株が上昇を始めると、多くの空売りを仕掛けた人々は、その度に損が拡大していきます。
信用取引は自分の元手の3倍まで商いが出来るので、利益も損も単純に3倍になる可能性があるのです。
寝れないどころか、下手したら全財産を失うかもしれないのです。
事程左様に危険な行為が、株式投資・不動産投資でもあることを忘れてはなりません。
そういいながら、私の持ち株は「筑邦銀行」以外は全て含み益を抱えていて、オンワード株も上がれば上がるほど私の利益は増えると、一人悦に入ってるのです。