2023年以降は
今年に入っても日経平均は全然上がらず、コロナも第8波に見舞われています。
その上、物価高が本格的に始まり消費意欲減退の感があります。
2020年からの3年間、未曽有の感染症や戦争に振り回されどちらかというと防御一辺倒の経営が殆どだったのではないでしょうか。
2023年以降は、この3年間の間に何をしたかがはっきりと出る年になると思います。
そういった意味では、息子達の働きは経営者としては合格点です。
ある意味、経営譲渡後初の難局を迎えたのです。
自分なりの経営の方向性や中身を吟味する機会さえもない状態でしたでしょう。
そんな中、新規出店をゼロから立ち上げ2~3年で形にした事実が素晴らしい。
当然、予断を許さない経営環境下であることは間違いありません。
それでも、この3年間に何もしてこなかった会社との差は確実に広がっていくはずです。
逆風の時に投資を行うことはとても勇気がいります。
それに、何もしなくても安定的に売り上げも利益も出せる状態で、リスクを取りに行くことには迷いが生じます。
長男も次男も私以上に中長期のビジョンを持っていたのかもしれません。
私の完全なる引退を早めてもよい時期かもしれません。