老後の資産
年齢のせいかついついこの項目に意識が行ってしまいます。
私の知人の中には、夫婦で共にそこそこ貯蓄があるつもりでいたら、退職後にそれがほとんどないことが分かり、
一気に老後の不安が襲ってきたとの話がありました。
何度も書きましたが、これからは我々の感覚以上の長寿になります。
長く生きるという事は、怪我や病気の心配をしながらお金がかなりかかるという事です。
今の時代、40代から資産運用を考え実行に移すくらいでちょうど良いと思います。
最近では殆どが共働きでしょう。
そうなると大抵は通帳が別管理となります。
これが老後には意外とネックとなることを若い世代はあまり知りません。
私は魔ダムを経理として長年働かせてきたので、通帳は別ですが中身はお互い全て見せ合っています。
資産運用は私だけで行い、その時に資金が不足する場合は、魔ダムのお金を借りたりします。
子供達が巣立てば、否応なしに二人きりの老後が待っています。
先ず二人合わせた資産がいくらあるのかの把握をしなければ、対策も打ちようがありません。
ここでポイントは、そこそこ夫婦円満か、配偶者のどちらかを資産運用で信頼するかです。
我が家を振り返ると、子供達の教育費が掛からなくなった途端、一気に支出が減り通帳残高が増え始めました。
この二人で増えた分を資産運用に回すのと、一人分だけのお金を資産運用に回すのでは、結果が大きく違ってきます。
リスクはあるものの、増えるスピードが違ってくるのです。
結婚して相手を間違えたと思っても、離婚するつもりがなければ、夫婦の通帳を見せ合いお互いの資産を確認することから老後は始まります。
その時に忘れてならないのは、お互いの負債を正直に話すことです。
また、住宅ローン残高や、お互いの生命保険等の確認も重要となります。