選択で人生変わる
上場企業約3000社の平均生涯賃金が、公表されているのをネットで見つけました。
ダントツ1位はM&Aキャピタルパートナーズの11億円。上場企業平均が約2億6千万円。
確かにM&Aについては、3社ほど面接してその手数料がどこも数千万円に上るのを知って驚いたものです。
私なら、それらの会社は通じずに、対象の経営者とそれぞれの弁護士を交えて、M&Aを実施します。
この一覧表を見て気づいたのは、上位は全て手数料収入の会社が殆どだという事です。
M&A会社、商社、不動産会社といった具合です。
日本のお家芸である緻密な製造業は、殆ど中位か下位に沈んでいるのです。
日本そのものと言ってよいトヨタでさえ約3億円しかありません。
私が脱サラした直接のきっかけもこの生涯賃金でした。
大卒22歳で60歳まで働いたとしての金額が、およそ40年前住友銀行が3億円を超え、トヨタ自工が2臆8千万円ほどだったと記憶しています。
そう思えば、日本の賃金は40年前とあまり変わっていないという事です。
能力のある人が職を選ぶ場合、初任給だけに囚われては人生を間違う可能性があります。
将来を考えて職種を選ばないと、40年も経過すると大きな差になるということです。
当時の私が勤めていた会社の生涯賃金は2億円を切っていました。
学生時代のテニスのダブルスのパートナーが、生涯で私と1億円もの差があることが分かり、独立して生涯賃金を20億円にすることを目標としたのです。
日本の製造業は、もっと社員の給料を引き上げるべきだと感じました。
弊社グループも先ずは2億円越え、次に上場企業平均の2.6億円超えを目指したいと考えています。