異常
2022年7月29日(金)の日経新聞朝刊の20ページ。
私が毎朝確認する「マーケットデータ」の中の市場体温計。
25日移動平均の騰落レシオが「137.76%」になっていました。
この騰落レシオは100%を超えると買われ過ぎ、80%を超えると売られ過ぎの目安となっています。
130前後の超買われ過ぎが、この日まで1週間続きました。
その割には、売買高の数量はあまり増えず、且つ日経平均もさほど上昇していません。
この現象に私は非常に違和感を覚えるのです。
コロナ感染症がまたぞろ毎日のニュースのトップに躍り出ました。
症状自体はあまり重くもならず、国民全体としては、危機感は薄くなっています。
しかし、医療が逼迫し、エッセンシャルワーカーが罹患し出すと、不安心理は一気に上がってくるはずです。
そうなると、外出を控え、消費マインドも下がってきます。
どのような事象でもそうなのですが、異常が出てくれば、急激な変化の下正常に向かいます。
これからの株式市場は、一旦急激な変化に襲われると感じています。
それも悪い方にです。
経験則から、毎週の月曜日は要注意な気がします。