困ったぞ さあどうする
6月23日付けの日経新聞1面に、久しぶりに国内二輪業界の記事が掲載されました。
内容は、環境規制と電動化のために2輪4社が車種を1割削減するというもの。
ヤマハはFJR1300等が対象とのこと。
まあこれらのことは予想できたことではありますが、次の文章に私は危機感を覚えました。
「日本市場は今後の成長が見込めないため、車種を大幅に絞り込んで新型車の投入も減らす」
330万台から30万台まで激減してきた国内4メーカーの日本市場で、昨年40万台に復活して少し光明を見出していましたが、ぬか喜びでした。
4メーカーは以前から計画している通り、25万台の市場に合わせて着々と手を打っているのです。
保有台数は未だに1000万台を超えているので、直ぐに2輪業界が消え去るわけでもありません。
しかし、一時も早く大きな利益を出して、その利益で他の業態に先行投資をしなければならない時期に来ています。
華やかな通信業界でも、ドコモが代理店の数を大幅に減らし続けています。
大きな売り上げがあろうとも、聖域を設けないということのようです。
衰退産業の2輪業界であれば尚更でしょう。
さあて、息子達が次の10年、20年をどう生きていくのか、本気で考え行動を起こさないと、大きな困難が待ち受けていると感じています。
時間があまりありません。