日本を舐めてもらっては困る
世界の先進国で唯一金融緩和を続けているのが日銀です。
その方法の主なものは、期間10年物の国債の長期金利を0.25%に抑えるために、市場から無制限に日銀が購入するというもの。
最近は、この日銀の金融緩和策に否定的な意見も多いのも事実です。
私も過去は日銀の政策に否定的でした。
しかし、海外の投資家が日本国債を売り暴利を得ようとしていることが分かり、一転日銀擁護派になりました。
世界の金利が上昇している中で、いずれ日銀も金利上昇は避けて通れないとの観測が出始めました。
そこに商機を見出した海外投資家が、日本国債を売り浴びせていて、日銀が防戦しているとのこと。
彼等は債権が暴落する(金利が上昇する)と、ぼろ儲けができると踏んでいるのです。
かつてジョージソロス氏がイングランド銀行を打ち負かしたときと同じと感じている人々もいます。
金利が上がると一体どうなるのか?
一般的には、株価や不動産価格は下がり、不況に突入します。
このこと以上に日本においては、政府の膨大な債務に対する利息支払いが急増します。
これらを考えると、現況での利上げは考え難いと私は感じています。
とことん日本紙幣を刷り、海外投資家に対抗するでしょう。
其のうちに、米国や欧州のインフレもある程度おさまり金利も安定するはずです。
他人からお金を集めて投機的な事をする輩と、国家を守ろうとする日銀の戦いです。
海外勢などに絶対に敗けて欲しくない。日本国を舐めてもらっては困るのです。
黒田総裁、政治家や庶民がガタガタ言っても、初心を貫け!!!