準備は早いほど良い
男性の場合は、60歳という年齢で一区切りが来ます。
一般的には一旦退職し、年金に関心が高まる時期です。
私の周りでも、仲間と会えば、大体この話は定番で出てきます。
私の場合は、自営業でもありましたし、身体一つが資本という危機感が相まって、若い頃から老後のことも考え行動してきました。
会社が少しずつ成長していき、社員全員向けに退職金制度を作ったのも、彼等の老後を少しでも手助けしたかったからです。
書物で、いろんな老後関係の内容が著されています。
百花繚乱ですが、基本は自分がいつまで生きるかということにかかってきます。
日本人の平均寿命は、男性で81.64歳、女性が87.74歳(2020年)です。
男性なら、60歳からおよそ20年後まで考えれば何とかなると思うのは、早計に過ぎます。
厚生労働省の「簡易生命表」の中で、最も死亡者が多い年齢(死亡年齢最頻値)は、男性88歳、女性92歳となっているのです。
つまり、私などは、残り21年までの環境を考えなければならないのです。
90歳で生きている人の割合は、男性で28.4%、女性で52.5%にも上るのです。
私と魔ダムは、年金を65歳からフルにもらう方法をとりました。
繰り下げるほど増額はされますが、それをやらなかった理由は二つ。
元気なうちにお金が多い方が、遠い場所への旅行ができやすい。
年金を元手に資産運用を早く始められる。
お金は天からは降ってきません。若いうちは節約を心掛け、我武者羅に働き、資金を積み立て運用を行い、老後の豊かな生活を夢見ることです。
一番辛いのが、若い頃に豊かな生活をしながら、老後に困窮することでしょう。
義理の母はもう少しで100歳です。私が保険を見直したり、実家を売却したり、不動産投資を行ったりと年金以外の収入を少し増やすことで、安心した老後を送れています。
魔ダムの分も、私の亡き後、子供達や世間に迷惑がかからないように、私が設計しました。
ピンとこないとは思いますが、一番働き盛りの40代から、100歳くらいまでの資産運用への行動を始めるべきです。