何時の日にかは
会社を経営していると、資金繰りと借金が常に頭痛の種です。
ここ数年は借入り利息が極端に安いために、然程返済に注意が向き難くなっています。
それでも借入金は借入金です。
必ず返済しなければならないのです。
昨年から今年にかけては、コロナの影響で、多めに借金した企業が多いと思います。
それは仕方ないことだと思います。
我々グループも、前向きな投資を行うチャンスと捉え、かなりの借り入れを行いました。
しかし、そろそろ様子を見る時期に来ている気がします。
最終的には、息子達が決断すればよいのですが、注意が必要な事だけは頭に入れておくべきです。
理想はあくまでも無借金経営の企業です。
この旗印を下ろすと、緊張感が無くなってしまいます。
2019年版中小企業白書によると、無借金経営の割合は、大企業で37%、中小企業で34%もあります。
これは、1980年代の2倍を上回っているのです。
息子達も、一番脂の乗りきる30~40代で猛烈に仕事をこなし、60歳までに無借金にすることです。
残念ながら私は、70歳までに借り入れ返済を終わらせる仕組みにしたので、現在も完全リタイア出来ていません。