ペンは剣よりも強し
広辞苑によると「言論が人々の心に訴える力は武力よりも強い」。
11月17日、18日の西日本新聞朝刊の1面トップが、続けざまに日本郵便の不正の記事。
参議院選挙で、会社のお金を経費として、有権者にカレンダーを配ったり、広島県知事選で、特定候補のポスター張りを会社の上司が部下に有休をとらせて行わせたとの内容。
簡保の不正や、郵便局長の横領に比較すれば、大したことでは有りません。
それでも、西日本新聞の徹底ぶりには驚くとともに怖さまで感じます。
外部から著名な経営者を招いても、成し遂げられなかった、郵政グループの社内改革。
それを、とことんあぶり出しているのです。
株主の私としては、きちんとした立派な会社になって欲しいとは思っています。
しかし、何事もそうですが度を越さないように配慮はして欲しいものです。
大半が真面目な社員達だと思っているからです。
自分は完全な正義だと思っている「ペンの力」は、剣よりも強くなるという自覚は持って欲しいものです。