改善点
同業者の社長とその右腕の35歳のスタッフの方と2名が、弊社本部を訪問してくださいました。
久し振りに対面での会話でしたので、魔ダムや子供達に怒られるほど、一人でしゃべりまくり後悔しきり。
人から相談を受けるのは、自分の中では、とても嬉しいことです。
こんな自分でも人の役に立つかもしれないからです。真剣に失敗談や成功談を話します。
そのような会話の中で、その会社も業績が良くて売上高が前年比3割アップだったとのこと。
この3割アップは、先日電話で話をした東京の同業者も同じでした。
弊社グループを改めて調べてみました。
今年の12月期の予想は、長男の会社で前年比116%、次男の会社で120%。
弊社グループの社員とメインバンクは「このコロナ下で凄い」という感覚ですが、冷静に数字を見ると恐らく業界の伸びに負けています。
井の中の蛙ではいけません。やはりたまには同業の人達との情報交換が必要と感じました。
また、この同業者の社長二人共に、来年が怖いとの感想も同じでした。
しかし、この2社はスタッフ教育もしっかりとしていて、技術力もあり、私は全然心配ないと思います。
弊社グループの方が、かなりきつくなる気がします。
二輪業界で安定した経営がしたければ、兎に角技術力を上げてしっかりと工賃を稼ぐ事に尽きます。
では、技術力を上げるにはどうするのか?
1.決められた時間に数をこなす事
2.作業手順の変更を恐れない事
3.作業の中で気づいた思わぬことを自分のノートに記入し、知恵を蓄積する事
4.他社の中で優秀なメカニックを聞き出し、アイデアや方法を教えて貰う事
これらのことは当たり前のことですが、この技術の前にすべきことが有ります。
1.社内でお客様を見たら、笑顔で挨拶する
2.工場内の床に物を置かない
3.電話応対をきちんと行う
工場内と工場スタッフが「整理・整頓・清潔・清掃・躾・作法」が出来れば、販売が困難の時にも二輪業界ではやって行けます。
改めて、工場と工場スタッフの改善を徹底する事です。