少し責任を感じる
私は、色んな人から株式投資や不動産投資の相談を受けます。
別に大した利益を出していないのに不思議ではありますが。
常にビリオネアを目指しているので、今の資産等を考えても本当に微々たるものと思っています。
それでも相談を受けると何らかの役に立ちたくて、失敗談と成功談を包み隠さず教えています。
先日、株式投資と不動産投資の門下生が、お菓子をもって自宅にやって来ました。
恐らく彼には、我が息子達と同様なくらい、人生の生き方や投資のポイントを教えてきました。
彼の報告は、現在2棟持っている投資用不動産の借入金の借り換えと、新たな不動産をもう一棟追加購入する話でした。
金利も安いし、築年数も古くないし、何しろキャッシュフローから見て大丈夫な気がします。
いつの間にか、3棟も所有する事となったのです。目標は100室と言っていました。
いいねえ、実にいい!!
面白いことに、本のタイトルは知りませんが「富豪になる本」を熟読しているらしく、その内容が私の言っていることの一部と似通っているとのことで、私の元に通ってきているのです。
彼との会話の中で、久し振りに映画「マルサの女」の中のある言葉が話題になりました。
どうやったらお金が貯まるかというものです。
「コップに水を貯めて半分くらいになった時に、のどが渇いたからといって飲んでしまうと貯まらない。コップがいっぱいになって縁から溢れそうになっても、それを我慢する。そして、縁から溢れて垂れたしずくを舐めてのどの渇きを癒す」
「溢れる量をしずくより多くして、今の器よりもっと大きな器でそれを受けて、それから大きな器の半分になってから飲む」事が私の目標です。
この様な大法螺ばかり彼に話していたら、彼の人生を狂わさないか少し責任も感じています。