本屋
最近、本屋をほとんど見なくなりました。
コロナがある前までは、わざわざ天神のジュンク堂へ行っていました。
コロナ後は、余り混雑しない、ベスパ福岡の裏にある積文館に行きます。
たまに店頭に行き、流行や傾向を何気なく観察します。
その店舗で一番売れている本は何か、あるいは、推薦図書は何かetc.
数日前にそこに行き、2冊購入しました。
一つは「ソニー再生 変革を成し遂げた異端のリーダーシップ 平井一夫」日本経済新聞出版
もう一つは「会社四季報 業界地図 2022年版」東洋経済新報社
帰宅して早速前者を読み始め、翌日に読了。
体験談だけに、非常に読みやすく説得力が有りました。
当時のソニーの株価約1000円が、今や10倍以上になっています。
経営者や店長を目指す人には、是非読んでもらいたい1冊です。
非常時の時こそ経営者の真価が問われます。
そういった意味では、オーナー企業に強みがあると思っていました。
ところがどっこい、サラリーマンでもオーナー以上のことが出来る事に驚きました。
方向性を決め、決めたことには責任を取る。
社員に考えを伝える努力には、相当な根気と時間が掛かるが、その徹底度で会社の業績は変わる。
いろんな示唆に頷きながらも、ある偉人の言葉も思い出されました。
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」阪急グループ創設者の小林一三の言葉です。
9つある店舗の店長の誰か一人でも、これくらいの気概を持ち、その店一つで弊社グループ全部を支えるくらいになって欲しいものです。