いよいよ本丸
なかなか晴天が訪れずに、中途半端な雨で延び延びになっていた、我が家の基礎工事がやっと終了しました。
これからいよいよ、家本体の工事に入ります。
今の家を建築した時は、阪神淡路大震災の後だったのと、大型台風の直後でもあったので、それこそ基礎には大変拘り、3階建てのビル相当の基礎にしました。
見えないところにかなりの予算を配分したので、魔ダムには「もっとお洒落な家が良かった」と不評でした。
今回の終の棲家は、魔ダムの所有となるので、最大限彼女の意向を取り入れています。
それでも、「今までに経験したことの無い」災害が頻発する昨今です。
やはり、地震と台風対策にはかなり費用を掛けました。
地盤改良では、かなり太めの鋼管を何本も地下の硬い岩盤迄打ち込み、基礎コンクリートも厚めに打ち、その中の鉄筋も普通の住宅のものより太めにしてあります。
窓も台風対策で、樹脂製の3重窓とし、風速70メートルに耐えられる構造です。
これらに、またまた費用がかさみ、予算的に当初の広さが確保できなくなり、かなり狭いものになりました。
それでも、「安心安全が一番」と自分なりに納得。
気象庁が、天気予報に用いる風の強さを7段階から8段階と一つ増やします。
平均風速(毎秒)として「50m以上」を新設するのです。
この強さは、瞬間風速が60mを超えることが有るという事です。
これは、木造住宅が倒壊したり、鉄骨が変形したりする強さに相当します。
2000年のそれは、最大が30mでした。
2013年に最大が40mとなり、2021年に50mとなったのです。
南側の屋根全てが太陽光パネルで、10.5KWの出力。電気自動車用の充電設備も確保。
かなりの期間自分なりに研究して建築する、見てくれは何の変哲もない、盤石の避難基地となる予定です。
因みに、日本時間今月30日早朝にメキシコ湾からルイジアナ州に上陸したハリケーン「アイダ」の風速は70mを超えたそうです。