異常
財務省が7月28日に実施した「交付税特別会計の借り入れ」入札で39.1兆円の応募が集まったと公表されました。
この応札倍率は最近では30倍を超えているそうです。
メガバンクだけでなく地銀も加わり、何と応札の金利は2016年11月以降「0%」が続いているそうです。
つまり、政府は数十兆円を、ただで借り入れていることになります。
原因は、今回のコロナの影響で預金平均残高が、6月末で貸し出し残高をおよそ300兆円も上回っているとのこと。
余ったお金は日銀に預けるとマイナス金利になります。「0%」でもそちらに資金を振り向けた方が良いのです。
我々グループ会社の借り入れも最近は1%を切っていて、有難いと思っていました。
しかし、このような実態を考えると、1%を切るのは当然で、如何に「0%」に近い金利で借り入れが出来るのかがポイントになります。
息子達も、しっかりとこの事実を知っておくべきです。