グローバルな視点
足元では、コロナ対策や、日々の業務に忙殺される毎日を息子達は過ごしています。
一番必要なことでは有りますが、懸命に仕事をこなしながらも、少しだけ立ち止まり、思考する時間を取るべきです。
会社は、利益を出し続けなければ生き残れません。
それが経営者にとって一番重要なことです。
それでも、敢えて言いたいのは、今後経済環境は世界をみながら対応せざるを得なくなるという事です。
目先さえしっかりやっていれば良いという時代は終わるのです。
我々の時までは単に運が良かったのです。
日本のGDPの世界でのシェアは、3位だからです。
2000年 1位米国30.2%、2位日本14.4%、3位ドイツ5.7%
2010年 1位米国22.7%、2位中国9.1%、3位日本8.6%
2019年 1位米国24.5%、2位中国16.8%、3位日本5.8%
2030年 1位中国23.7%、2位米国20.2%、3位インド10.0%、4位日本4.4%
2050年 1位中国25.5%、2位インド20.0%、3位米国18.8%、4位インドネシア、5位ブラジル、6位メキシコ、7位日本
2050年には私は生きていませんが、息子達が今の私の年齢になります。
現状のままでは、日本は衰退するばかりです。
今から余生を楽しく過ごそうと思う時には、日本のレベルは世界的にも相当下がっているのです。
一見関係のなさそうな今の時分から、若者は周到な準備が必要と感じます。
今まで以上に、世界の政治経済に関心を持ち、世界を相手に投資を心がけることです。
日本円の価値が暴落する可能性は大きい。