競争から協調へ
最近、日野といすゞがトヨタを中心に業務提携を行いました。
日野といすゞのシェアを合わせると中型トラックの8割にも上るとのこと。
CASEが世界で急速に進んでいる現在、コップの中の競争をしている場合ではないのです。
この事は2輪業界でも言えると思います。
ホンダ、カワサキが販売網の再構築をかなり進め、ヤマハも追随しています。
各メーカーが100~150店の販売網が完成したら終了します。
そうなるとどうなるのか、同じメーカー同士の競争は無くなります。
各メーカーの商品政策でシェアが変わっていくことでしょう。
この競争が無くなること自体は良い事なのですが、そのままでは業界自身が沈没していきます。
そこで、各メーカーで垣根を取り払い、協調して2輪業界がどうすれば発展するのか、知恵を出し合い行動を共にすることです。
今までは考えられないことですが、これは必然なのです。
長男が3店舗の店長を連れて、他メーカーの新店舗を訪問したそうです。
そこの店長も40前後の同世代とのこと。
これから、暇を見つけて情報交換をすることにしたそうです。
とても良いことだと思います。
若い感性の時代です。