政治と経済
3月9日の西日本新聞と日経新聞の1面トップ記事です。
前者は、「自民分裂選回避」
小川前知事の降板後、突然立候補を表明した奥田氏が、出馬を断念したのです。
政治の駆け引きと裏話が掲載されていましたが、私はこの人は時流を読めない人だなと感じていました。
TVで前小川知事の無念の引退を、涙ぐみながら代読した服部氏の姿は、強烈に福岡県民の印象に残っています。
殆どの人が、彼を応援しようと思ったはずです。
勝つはずの無い勝負を避けたのは賢明だと思います。
一方、日経新聞のそれは、「パナソニック 米社買収」
パナソニックが、売上高1085億円の「ブルーヨンダー」というソフト会社を、7000億円で買収するというもの。
私はこの記事を見て直ぐに、失敗すると思いました。
米国ファンドのブラックストーン等が高笑いしていることでしょう。
先ずパナソニックには、M&Aのプロがいないと思います。
経済界からソニーや日立と比較され、凋落の一途をたどるパナソニックの焦りそのものの気がするのです。
日本電産の永守氏にアドバイスを貰えばよいのに・・・。
これらのことは、単なる私個人の所感です。
今後どうなるかわかりませんが、何時も政治と経済には、興味を持つことが経営者としての務めです。