ITが進んでもやはり FACE to FACE
思い違いや勘違いは誰にも経験があることでしょう。
私もその類に漏れません。
特に独立してからは、全てのことが自分自身の責任になることから、サラリーマン時代よりかなり用心深くなりました。
その上、自分が裏切られたり、知り合いが騙されたりした事例を数多く経験すると、自然と人を信じなくなり、且つ最悪の事態を考えて行動する癖がついてきました。
そのような自分を振り返ると、自分自身には「仁」はあまりないと感じています。
では自分に長所は無いかと自問すると一つだけありました。
それは、『義』は常に気に掛けているということです。
今回の半沢直樹以前から「感謝と恩返し」だけは心がけてきました。
断片的な悪い情報ばかり続くと、私の場合はどうしてもネガティブに且つ疑い深くなるという欠点を持っています。
それを解消するにはどうすればよいか?
それは、その対象となる人に会う事や、その現場に直接行って五感で感じることです。
つい先日もそのことを実感しました。
取引先との情報の齟齬によって、不信感を持っていたものが、その人達と会って腹蔵なく話をすることにより解消し、且つより前向きになった経験を持ちました。
今回の件で以前よりは人を信じても良い気がしたものです。
年を重ねてもなかなか成長しない自分を知ることが出来た、良い機会でした。